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COLUMNSブログ「論語と算盤」

オフィス家具業界-1

2023年11月13日

業界売上高トップ4

有価証券報告書 財務分析

 

<オフィス家具業界・・・第1回>

 

 

コクヨ株式会社(12月決算)  

株式会社オカムラ(3月決算)  

株式会社内田洋行(7月決算)  

株式会社イトーキ(12月決算)

 

※決算期が相違するので、直近を「2022年度」と表現します。

 

 

1回分析テーマ・・・経営規模

分析実績値:売上高推移  

     営業利益推移

    総資産推移

     従業員数推移

 

 

売上高推移

 

 トップコクヨです。

直前期の売上高は、前期比94.0%の3,009億円となりました。

伸び率では6ポイント程度の上下が続いており、直前期では減少しました。

 事業は2つの領域、4つのセグメントに分けられています。

当期首から「収益認識に関する会計基準」等を適用しており、各数値の増減率は補正されています。

  ワークスタイル領域:ファニチャー事業

  直前期の売上高・・・前期比99.1%の1,348億円

  ワークスタイル領域:ビジネスサプライ流通事業

  直前期の売上高・・・前期比102.0%の953億円

  ライフスタイル領域:ステーショナリー事業

  直前期の売上高・・・前期比107.9%の784億円

  ライフスタイル領域:インテリアリテール事業

  直前期の売上高・・・前期比109.3%の197億円

なお、第3次中期経営計画の最終年度にあたる2024年12月期の目標売上高として3,600億円を掲げています。

 

 2番手はオカムラです。

直前期の売上高は、前期比106.1%の2,770億円となりました。

2期連続で増大しています。

 事業は次の3つのセグメントとその他に分けられています。

  オフィス環境事業

  直前期の売上高・・・前期比110.8%の1,558億円

  商環境事業

  直前期の売上高・・・前期比99.2%の1,018億円

  物流システム事業

  直前期の売上高・・・前期比110.2%の136億円

なお、中期経営計画2025における定量目標として、売上高3,000億円以上を掲げています。

 

 続いて内田洋行です。

直前期の売上高は、前期比111.1%の2,465億円となりました。

4期間における上下動が大きくなっており、直前期では増大しています。

 事業は次の4つのセグメントとその他に分けられています。

全セグメントで前期を上回っています。

 ▶ 公共関連事業

  直前期の売上高・・・前期比108.0%の808億円

 ▶ オフィス関連事業

  直前期の売上高・・・前期比105.6%の511億円

 ▶ 情報関連事業

  直前期の売上高・・・前期比116.4%の1,137億円

 ▶ その他

  直前期の売上高・・・前期比100.0%の10億円

 

 最後はイトーキです。

直前期の売上高は、前期比106.5%の1,233億円となりました。

2期連続で減少していましたが、直前期では増大しました。

 事業は次の3つのセグメントとその他に分けられています。

  ワークプレイス事業

  直前期の売上高・・・前期比106.7%の859億円

  設備機器・パブリック事業

  直前期の売上高・・・前期比106.5%の357億円

  IT・シェアリング事業

  直前期の売上高・・・前期比92.4%の16億円

なお、中期経営計画「RISE ITOKI 2023」の数値目標として、売上高1,300億円を掲げています。

 

 

営業利益推移

 

 トップコクヨです。

直前期の営業利益は、前期比96.6%の193億円となりました。

直前期で減少していますが、4期間の流れとしては増大傾向と映ります。

 セグメントごとの実績は以下のとおりです。

  ワークスタイル領域:ファニチャー事業

  直前期の営業利益・・・前期比94.2%の167億円

  ワークスタイル領域:ビジネスサプライ流通事業

  直前期の営業利益・・・前期比127.8%の32億円

  ライフスタイル領域:ステーショナリー事業

  直前期の営業利益・・・前期比111.8%の67億円

  ライフスタイル領域:インテリアリテール事業

  直前期のセグメント利益・・・前期比115.1%の10億円

なお、第3次中期経営計画の最終年度にあたる2024年12月期の目標営業利益額として275億円を掲げています。

 

 2番手はオカムラです。

直前期の営業利益は、前期比108.8%の174億円となりました。

3期連続の増大であり、その度合いも安定的です。

 セグメントごとの実績はセグメント利益として明示されており、以下のとおりです。

  オフィス環境事業

  直前期のセグメント利益・・・前期比115.3%の159億円

  商環境事業

  直前期のセグメント利益・・・前期比99.3%の27億円

  物流システム事業

  直前期のセグメント利益・・・前期6億円の損失に対し、12億円の損失

なお、中期経営計画2025における定量目標として、営業利益240億円を掲げています。

 

 続いて内田洋行です。

直前期の営業利益は、前期比106.9%の84億円となりました。

売上高と同じような推移であり、直前期では増大しています。

 セグメントごとの実績は以下のとおりです。

 ▶ 公共関連事業

  直前期の営業利益・・・前期比80.0%の34億円

 ▶ オフィス関連事業

  直前期の営業利益・・・前期比218.7%の11億円

 ▶ 情報関連事業

  直前期の営業利益・・・前期比139.9%の36億円

 ▶ その他

  直前期の営業利益・・・前期比65.5%の3億円

 

 そしてイトーキです。

直前期の営業利益は、前期比180.7%の46億円となりました。

3期連続の増大であり、その度合いも相当に大きくなっています。

 セグメントごとの実績は以下のとおりです。

全セグメントで前期を上回っています。

  ワークプレイス事業

  直前期の営業利益・・・前期比134.7%の26億円

  設備機器・パブリック事業

  直前期の営業利益・・・前期比152.1%の15億円

  IT・シェアリング事業

  直前期の営業利益・・・前期4億円の損失に対し、4億円の利益

なお、中期経営計画「RISE ITOKI 2023」の数値目標として、営業利益65億円を掲げています。

 

 

総資産推移

 

 最大コクヨです。

3期連続の拡大であり、3,000億円強の水準で安定的に推移しています。

 

 2番手はオカムラです。

2021年度は微減しましたが直前期は拡大しており、総じて2,000億円半ばでの推移となっています。

 

 続いて内田洋行です。

2021年度に若干縮小しましたが、直近では拡大しました。

 

 そしてイトーキです。

過去2期連続で縮小しましたが、直近では拡大しています。

 

 

従業員数推移

 

 最大なのはコクヨです。

過去2期連続の減員の後、直近は増員となりました。

 

 2番手はオカムラです。

3期連続で増員しています。

 

 続いてイトーキです。

3期連続の減員となっています。

 

 そして内田洋行です。

3期連続での増員ですが、ほぼ横ばいという推移です。

 

 

今回気になった点は

オカムラ

安定感ある力強い成長度合いです。

 

今回の「経営規模」の順位による

比較レーダーチャートは以下のとおりです。

 

 

 

今回は以上です。

 

次回は「利益創出力」を見ていきましょう。

 

 

 

 

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