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COLUMNSブログ「論語と算盤」

タイヤ業界-5

2023年6月26日

業界売上高トップ4

有価証券報告書 財務分析

 

<タイヤ業界・・・第5回>

 

 

5回分析テーマ・・・資金力

分析指標値:      

手元資金推移  

       手元流動性比率        

     手元資金有利子負債カバー率

  総資本営業CF比率

  売上高営業CF比率

 

(各指標の説明はこちら

 

 

手元資金推移

〔手元資金=現金預金+有価証券(短期保有目的)〕

 

 最大ブリヂストンです。

ただし、2020期で大きく増大した後、2期連続で縮小しています。

 

 2番手は横浜ゴムです。

3期連続の増大であり、特に直前期で大きく増大しました。

 

 続いて住友ゴムです。

過去2期連続で増大していましたが、直前期で若干縮小しました。

 

 そしてTOYO TIREです。

当社も、過去2期連続で増大した後、直前期で下げています。

 

 

手元流動性比率

〔手元流動性比率=(現金・預金+有価証券)÷(年商÷365)〕

 

 トップブリヂストンです。

直近は日商の1.5ヶ月程度となっています。

2020期で高まった後低下し、直前期では2019期レベルになりました。

 

 2番手は横浜ゴムです。

2019期は4社中唯一の10日台、しかも2週間程度とかなりタイトでした。

その後3期連続で上昇し、直前期では2019期の2倍強まで高まっています。

 

 続いてTOYO TIREです。

過去の2期連続で高まりましたが、直前期では比較的大きく低下しました。

 

 そして住友ゴムです。

直近2期連続での低下となっています。

 

 

手元資金有利子負債カバー率

〔手元資金有利子負債カバー率=(現金・預金+有価証券)÷有利子負債〕

 

 トップブリヂストンです。

4社中で唯一の実質無借金経営であり、しかも3期連続です。

手元資金の規模および前述の手元流動性比率も合わせて考えると、安全な状態がうかがえます。

 

 2番手はTOYO TIREです。

過去2期連続で上昇していましたが、直前期で低下しています。

 

 続いて横浜ゴムです。

3期連続で上昇してきています。

 

 そして住友ゴムです。

2期連続での低下となっています。

 

 

総資本営業CF比率

〔総資本営業CF比率=営業CF÷総資本〕

 

 トップブリヂストンです。

2021期で大きく下げ、直前期も若干下がりました。

 

 2番手は横浜ゴムです。

直近2期連続での低下です。

 

 続いてTOYO TIREです。

2020期の高いレベルから、直近2期で急落しています。

 

 そして住友ゴムです。

2020期のレベルは高く4社中でトップでした。

しかし、直近2期は一転して急降下という状況です。

 

 

売上高営業CF比率

〔売上高営業CF比率=営業CF÷売上高〕

 

4社の順位および各社の推移が

ほぼ前述の指標と同じなので

コメントは割愛します。

 

 

今回、特に気になったのは

低下傾向ながらもそのレベルが圧倒的ブリヂストン

そして横浜ゴムの継続した良化度合いでした。

 

 

今回の「資金力」の順位による

比較レーダーチャートは以下のとおりです。

 

 

 

今回は以上です。

 

次回は、「投資力」を見ていきましょう。

 

 

 

 

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