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COLUMNSブログ「論語と算盤」

ビール業界-3

2023年5月29日

業界売上高トップ4

有価証券報告書 財務分析

 

<ビール業界・・・第3回>

 

 

3回分析テーマ・・・稼ぐ力

分析指標値:EBITDA    

         EBITDAマージン

  ROE

(各指標の説明はこちら

 

 

EBITDA

〔EBITDA=営業利益+償却費〕

 

 

 トップサントリーHDです。

2期連続で拡大しており、直前期は4千億円を超えました。

また、直近実績は4期中で最大額となっています。

 

 2番手はアサヒGHDです。

当社も2期連続で拡大しており、直前期は4期中の最大額になっています。

 

 続いてキリンHDです。

直前期の拡大度合いが大きくなっていますが、この主因は営業利益の拡大です。

直近は4期中での最大額になっています。

 

 そしてサッポロHDです。

年度ごとに上下しており、直前期の低下は営業利益の半減が主因です。

なお、「中期経営計画(2023~26)」において、EBITDAの目標年平均成長率を10%程度としています。

 

 

EBITDAマージン

〔EBITDAマージン=EBITDA÷売上高〕

 

 トップサントリーHDです。

ただし低下傾向になっています。

これは、上述のようにEBITDA自体は拡大していますが、それ以上に売上高が伸長しているためです。

 

 2番手はアサヒGHDです。

2020期を除いて、トップと概ね同レベル、同推移となっています。

 

 続いてキリンHDです。

上下動していますが、直近では上昇しています。

 

 そしてサッポロHDです。

他の指標と同様に、上下動が激しくなっています。

 

 

ROE

〔ROE=親会社株主に帰属する当期純利益÷{純資産-(新株予約権+非支配株主持分)}〕

 

 トップキリンHDです。

直前期の値は、4社中で唯一の10%超です。

また、当社の4期中においての最大値となっています。

 

 2番手はアサヒGHDです。

2019期は10%超でしたが、その後3期連続で下回っています。

 

 続いてサントリーHDです。

3期連続での低下となっています。

当期純利益は増大していますが、分母の純資産がそれ以上に拡大しています。

 

 そしてサッポロHDです。

グラフの形状で見て取れるように、かなり不安定な状況になっています。

なお、「中期経営計画(2023~26)」において、ROE目標値を8%としています。

 

 

今回、特に気になったのは、

直前期におけるキリンHD伸長です。

 

今回の「稼ぐ力」の順位による

比較レーダーチャートは以下のとおりです。

 

 

 

今回は以上です。

 

次回は、「資本活用力」を見ていきましょう。

 

 

 

 

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