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COLUMNSブログ「論語と算盤」

食品業界-3

2023年3月20日

業界売上高トップ4

有価証券報告書 財務分析

 

<食品業界・・・第3回>

 

 

3回分析テーマ・・・稼ぐ力

分析指標値:EBITDA    

        EBITDAマージン

    ROE

 

(各指標の説明はこちら

 

 

EBITDA

〔EBITDA=営業利益+償却費〕

 

 

 トップ味の素です。

3期連続で拡大しています。

営業利益の大きさもさることながら、直前期では償却費も増しています。

 

 2番手は明治HDです。

2期連続で拡大しましたが、直前期でやや大きく下げました。

 

 続いて日本ハムです。

2期連続で拡大しましたが、直前期ではやや減少しています。

 

 そして山崎製パンです。

2期連続で下げたのち、直前期で盛り返しました。

営業利益よりも償却費の貢献度合いが大きくなっています。

 

 

EBITDAマージン

〔EBITDAマージン=EBITDA÷売上高〕

 

 トップ味の素です。

前述の金額ベースでは上昇していますが、この売上高比では直近で微かに低下しています。

 

 2番手は明治HDです。

前述の金額では下げたものの、売上高が低下した影響もあり当指標は3期連続で上昇しています。

 

 続いて日本ハムです。

金額ベースと同様の動きであり、直前期で低下しています。

 

 そして山崎製パンです。

直前期は前年から横ばいですが、推移としては低下傾向に映ります。

 

 

ROE

 〔ROE=親会社株主に帰属する当期純利益

÷{純資産-(新株予約権+非支配株主持分)}〕

 

 トップ明治HDです。

4期を通じて10.0%以上であり、特に直前期は13.0%とかなり良好なレベルです。

なお、「明治グループ2026ビジョン」におけるROEの目標を「10%以上を維持」としており、2023年度(2024決算期)目標値として11%以上を掲げています。

 

 2番手は味の素です。

2020年度で極めて大きく上昇させており、直前期でもさらに高めています。

 

 続いて日本ハムです。

直近の2期連続の上昇度合いはかなり高くなっています。

なお、「中期経営計画2023」における2023年度の目標として、ROE8.0%以上を掲げています。

 

 そして山崎製パンです。

2期連続での低下の後、直前期で上昇しましたが、4期を通じて低位なレベルに留まっています。

なお、連結ROEを重要な経営指標と位置付けており、5%以上の達成目指して取り組むとしています。

 

 

今回、特に気になったのは、

山崎製パンの稼ぐ力が高まっていないことです。

 

 

今回の「稼ぐ力」の順位による

比較レーダーチャートは以下のとおりです。

 

 

 

今回は以上です。

 

次回は、「資本活用力」を見ていきましょう。

 

 

 

 

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