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COLUMNSブログ「論語と算盤」

オフィス家具業界-5

2022年11月21日

業界売上高トップ4

有価証券報告書 財務分析

 

<オフィス家具業界・・・第5回>

 

 

5回分析テーマ・・・資金力         

分析指標値:手元資金推移手元流動性比率

      手元資金有利子負債カバー率、 

         総資本営業CF比率売上高営業CF比率

 

(各指標の説明サイトはこちら

 

 

手元資金推移

〔手元資金=現金預金+有価証券(短期保有目的)〕

 

 トップコクヨです。

2期連続の拡大であり、他を圧倒する規模になっています。

 

 2番手はオカムラです。

2期連続で拡大していましたが、直近ではやや減少しました。

 

 続いて内田洋行です。

特需の2ヵ年は拡大しましたが、直近は比較的大きく減少しました。

 

 そしてイトーキです。

170億円前後での推移となっています。

 

 

手元流動性比率

〔手元流動性比率                 

=(現金・預金+有価証券)÷(年商÷365)〕

 

 トップはやはりコクヨです。

直近では月商4ヶ月分に迫る勢いです。

 

 2番手はオカムラです。

直近は比較的大きく低下しましたが、月商2ヶ月分程度の保有であり安全圏と言えます。

 

 続いて、イトーキです。

月商2ヶ月分弱を安定的に保有しています。

 

 そして内田洋行です。

直近は1.5ヶ月分程度であり、特段の懸念事項もないでしょう。

 

 

手元資金有利子負債カバー率

〔手元資金有利子負債カバー率            

=(現金・預金+有価証券)÷有利子負債〕

 

 トップ内田洋行です。

直近の手元資金は3番目の規模でしたが、4期間を通じて有利子負債が43億円台という圧倒的な少なさゆえです。

 

 2番手は僅差でコクヨです。

手元資金の潤沢さに加え、有利子負債も年々減少して直近では150億円を切っています。

 

 続いてオカムラです。

充分な実質無借金経営の状態です。

3番手になってはいますが、現預金を遊ばせないという観点からは資金効率が良いと言えます。

 

 そしてイトーキです。

唯一、実質無借金ではありません。

ただし、資金効率としては良好と判断できないわけではありません

 

 

総資本営業CF比率

〔総資本営業CF比率=営業CF÷総資本〕

 

 トップコクヨです。

2期連続の上昇であり、直近は4社中で唯一の上昇となっています。

2年連続の3位でしたが、上位2社が大きく低下しました。

 

 2番手はイトーキです。

過去の3期は最下位であり、加えて直近も下げましたが、上位2社が大きく低下しました。

 

 続いてオカムラです。

直近は、総資本が前年比103.1%と微増し、営業CFは19.8%と大きく減少しました。

この結果、4期中での最低値になっています。

 

 そして内田洋行です。

直近は20ポイント近く下がりマイナス値になりました。

総資本は前年比91.9%と減少しましたが、営業CFがマイナス値になったことが主因です。

 

 

売上高営業CF比率

〔売上高営業CF比率=営業CF÷売上高〕

 

 トップコクヨです。

2期連続の上昇で、良好な推移と言えます。

相対的には、上位2社の大きな低下による浮上となりました。

 

 2番手はイトーキです。

直近では低下しましたが、上位2社の大きな低下で2位となりました。

 

 続いてオカムラです。

売上高は前年比106.8%であり、営業CFは前述のように極端に縮小しました。

 

 そして内田洋行です。

売上高は前年比76.2%と大きく下げ、加えて営業CFが前述のようにマイナスになってしまいました。

 

 

今回、特に気になったのは、

コクヨ圧倒的な資金量でした。

 

今回の「資金力」の順位による

比較レーダーチャートは以下のとおりです。

 

 

 

今回は以上です。

 

次回は、「投資力」を見ていきましょう。

 

 

 

 

 

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