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COLUMNSブログ「論語と算盤」

喜んで愚直に進む

2022年5月13日

のたまわく、くらいきをうれえず、所以ゆえんを患う。おのれきを患えず、知らるべきをすをもとむるなり。

(先師が言われた。「地位のないのを気にするよりも、なぜ地位が得られないかを考なさい。自分を認めてくれないことを気にするよりも、どうすれば認められるのかを考えて努力することだ」)

<出典:「仮名論語」伊與田覺著 致知出版社>

 

 

 

なぜ登用されないのか、なぜ力を認めてくれないのか

 

誰しも一度は感じることでしょう。

 

 

そんなとき、自分は不満なのですが、

大概において、周囲の人はそれほど違和感を覚えていません。

 

 

だから、もっと自分を客観視した方が良いでしょう。

 

独りよがりになっているのかもしれません。

 

 

 

器用な人ほど陥りやすいものです。

 

 

 

平澤興先生によると、器用な人は外科医には向かないとのこと。

 

「器用な人はすぐ覚えてやれてしまう。

   例えば、少々順序が違ってもごまかしてやってしまう。

     ところが、ミスが多い。

 反対に不器用な人は、練習に練習を重ね、

   目をつむっていてもやれるような、

     そういうふうな熟練を身につけるため、

       外科の大家に向いているそうです。」

<出典:「平澤興一日一言」平澤興著 致知出版社>

 

 

一つのことを極めるためには、

不器用で、愚直なやり方が王道となるのです。

 

 

 

また、登用されない、認められないと感じているのなら、

大家とされる先人の教えを学ぶことが大切です。

 

 

 尊敬する師、私淑ししゅくする本物、一角ひとかどの人物

  多くの人が尊敬しているわけですから

   その師の教えを学ぶほど徳が身に付き

     よって周囲から認められ、登用されやすくなるでしょう。

 

 

 

そして、天に問い、自らに問い、成すべきことをきちんと成せば良い。

 

 

 

もっとも、人に慕われ、協力してもらうことも必要です。

 

 

難しくはありません。

 

坂村真民先生の詩にそのコツが明らかにされています。

 

 

 

<出典:「坂村真民一日一言」坂村真民著 致知出版社>

 

 

 

幸せに生きること

 

人とうまくやっていくこと

 

そのコツは、実はシンプルなものなのでしょう。