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COLUMNSブログ「論語と算盤」

心の操縦

2025年8月8日

故読書勿倦 学文勿怠時 徐眠通夜誦 忍飢終日習〔實語教〕

ゆえに、書を読むにむことなかれ。学問を怠る時勿れ。眠りを除いてつうじゅして、飢えを忍びて終日習ひねもすなら

(意訳:以上から、書を読むことを怠けてはいけない。学問を怠るようなことがあってはいけない。眠気を取り払って夜を通して読み続けよ、腹が減っても一日中学び続けよ。)

<参考書籍:『實語教童子教 改版』馬喰町 錦耕堂山口屋藤兵衛板 解説>

 

 

 

諦めずやり通すこと

 

 

 

この大切さを否定する人はあまりいないでしょう。

 

しかし、やり続けるには大変な労力が必要です。

 

 

 

やり遂げる人と

中途半端な人や諦める人との違い

 

それは何でしょう

 

 

 

 プロスポーツの世界では、ほとんどの成功者が、幼少の頃から自分が勝つ場面を意識し、トップになることを絶対条件として努力しています。

 

誰もがスーパースターになりたいと願い、眼を輝かせ必死に練習に取り組みます。

 

ただし、ひのき舞台に立てるのは極めて少人数

 

 

スポーツの場合には、第一に身体的に優れていることが絶対条件となるでしょうが、それは十分条件ではありません。

 

才能豊かな逸材が、道を外れていく事例は枚挙に暇がありません。

 

 

 

一番大切なのは

〝 意思と心 〟

両者の関係になるでしょう

 

 

心を一つの方向にまとめられるか

 

 

 

心は

放っておいたら

どこまでも

どちらへでも

進んでいきます

 

また

退行させたり

興味を失わせたりもします

 

 

毎朝

起きた途端に心は動き回り始め

暴れてしまうことさえあります

 

 

 

心ほど

複雑で無秩序な領域はありません

 

 

 

 

この心の動きと現実世界における自分の意思を一致させること、これが重要です。

 

それができない限り、潜在能力を最大限に引き出すことは不可能です。

 

 

 

ただし、心を秩序立てて操縦することはなんわざです。

 

自分の外側には数々の誘惑が立ちはだかって、心に語り掛けてきます。

 

そんなの無理だよ

こっちが楽だよ

頑張ってもうまくいかなきゃ

結局損だよ

楽しけりゃいいんだよ

など

 

 

数々の誘惑

絶え間ない誘惑

これに勝る意思の強さ

そして心を制御し続けること

 

 

その道で一角ひとかどの人物になるには

これが求められます

 

 

 

 

自分の意思を強くするには

 

静かな場所で

自分自身を見つめ

自分の本心と語り合う

つまり自分と対峙すること

 

 

自分が最も輝く

唯一の道を見出すには

 

現実に生きる自分と

心の奥深くに眠る真の思い

その両者を一致させるよう

慎重に探っていくこと

 

 

 

四六時中

外部情報に振り回される現代

意識してこの営みを実践しなければ

自分が成すべきことに出会えないまま

一生を終えてしまいます

 

 

 

 

慎獨しんどく ― ひとりをつつし

 

 

まずは

自分自身に向かい合う

時間を創る

 

そこから始めていきましょう