欲達己身者 先令達他人 〔實語教〕
己が身を達せんと欲する者は、先ず他人を達せしめよ。
(自分の夢を実現したいのなら、他人の夢の実現を手助けしてあげること)
<参考書籍:『實語教童子教 改版』馬喰町 錦耕堂山口屋藤兵衛板 解説>
自分の夢や思いを達成したい
誰でもそんな願望を持つでしょう
まず、自分の考えに則って作戦を考えて実行しようとします。
自分は他人より優れている、いや仮に優れていなくても、そのことについては人より考え抜いていて核心を掴んでいる、だから自分は成功するにふさわしいはず、そう信じて進んでいくわけです。
しかし、その効果はあまり大きくなく、結果として得られるものは、量と質ともに納得できるレベルではないようです。
それよりも
自分が得意とする領域
それをさらに深めつつ
それによって
助かる人や喜ぶ人を
手助けすることの方が
量と質ともに
得られるものが
大きくなるようです
他人をうまく手助けすることができれば、私も私もと、世間の人が寄ってきます。
これは事業になるかもしれません。
自らの夢や願望に近づいていくのではないでしょうか。
また、同じように取り組もうとする人も出てきて、世の中全体が良くなる可能性が生まれてきます。
他にも、手助けした人からお礼を言われるでしょう。
感謝の気持ちやお礼をいただくことができる、これは必ず自分の幸せにつながります。
量や質として
得られるものが大きい
それはこういうことです
これらの結果
自分が得意とする領域で
夢や願望が実現していく
そうなっていくことでしょう
“ 独りよがり ”
これはやはり
何も生み出せないようです
他者を救ってこそ
自らが引き立てられる
これが真理と感じます
他の人を助けることでこそ
自分の夢が実現する
これを反対から考えた場合
自分に夢や願望が無ければ
人を良くすることはできない
こういう結論になるようです
しかし、誰でも夢や願望は持てるもの。
この世に生を受けたのなら、その理由つまり使命を認識して、責務を果たすことが求められているのです。
もしも夢や願望が無いというのなら、目を世界中に広げてみましょう。
困っている人の力になれる領域は無限大にあるはずです。
財や享楽を得ようとする
そんな小さくさもしい人生ではなく
この世界を良くしていくことに
一度きりの人生を使いたい
自分の夢
それはすなわち
自分の使命