父母如天地 師君如日月 親族譬如葦 夫妻猶如瓦 父母孝朝夕 師君仕昼夜 〔實語教〕
父母は天地の如く、師君は日月の如し。
親族は譬ば葦の如し。夫妻は猶瓦の如し。
父母には朝夕に孝せよ。師君には昼夜に仕えよ。
(意訳:父母は天地のような存在であり、師は太陽や月のような存在である。
親族は小さい草、例えば葦のような存在であり、頼ることはできない。
また夫婦は家を守る瓦のような関係であり、親子関係や師弟関係とは異なる。
だからこそ、父母は大切にして、師の話はよく聞くことが大事なのである。)
<参考書籍:『實語教童子教 改版』馬喰町 錦耕堂山口屋藤兵衛板 解説>
人の一生は儚いもの
生まれて、泣き、乳を吸い、食し、学び、労働し、子を生み育て、やがてあの世に還る。
他の動物と同じ
大宇宙の創造主から
与えられた生の時間
このように、刹那的に一生を捉える人こそ、親を大切にするように感じます。
反対に、自分の人生を大きく花開かせようとするような意欲と活力のある人もいます。
このように、希望をもって力強く前進する人は、あまり親を想わないような気がしますが、どうでしょう。
前者と後者、親としては自分の子供に、どちらの思いを持ってほしいのでしょうか。
私自身も子であり親でもあるため、感じることはあります。
昔、娯楽の無い時代の人々は大家族で暮らしており、親や祖先の存在は絶対的で強い影響力を持っていました。
やがて便利で楽しみの多い近代になるにつれて、人々は家族というつながりを軽視し、核家族化、さらには単身で過ごそうとする人さえ散見されます。
以前このブログで、親を大切にしない人は自分の子供も大事にしない、先生を尊敬しない人は下位の者から尊敬される振る舞いができない、上司に従う覚悟のない者は自分に従う部下は持てない、というようなことを書きました。
世の中はこのようになりつつあり、地域として、組織として、ひいては国家としての統制が取れなくなってきています。
将来を考えるに、やがて国家という枠組みは消滅し、個々の人同士が国境をまたいで協力し合い、より良い世界を創ろうとするのでしょう。
しかし他方
悪も勢いを増します
弱い人を奴隷化し
悪事を働かせるような首領が
多く発生することが想定されます
既に現在
奴隷化した人々を隔離して
電話やSNSなどで詐欺行為を行わせる
そんな集団が存在しているのですから
今後
さらに見つかりづらい場所に
悪の拠点が設置されると危惧されます
正しい社会を創ろうとして
世界中に生まれてきた国家
そこには治安を守る組織として、警察や軍隊が存在しています。
しかしこれらの組織は、国家の衰退とともに徐々に弱体化していくのではないかと感じます。
どうすれば良いのでしょう
私たちは
新しい社会
より良い社会を
組み上げることが
できるのでしょうか
かく言う私自身はどうなのか
ひとり一人の価値観
そしてそれに基づく判断
地球、世界、人々の未来は
現代を生きる
私たちの想いに委ねられています