君子愛智者 小人愛福人 〔實語教〕
君子は智者を愛し、小人は福人を愛す。
(意訳:君子は知恵ある人を好み、小人はお金を持った人に近づこうとする。)
<参考書籍:『實語教童子教 改版』馬喰町 錦耕堂山口屋藤兵衛板 解説>
私の周囲には、幸いなことに、ここで言われるような小人はほとんどいません。
特に、幼い頃や思春期の友人たちには、ほぼ見当たりません。
しかし、遠い親戚にはいました。
各地の有力者や政治家にすり寄り、何とか得しようとして行動する人が。
その人の家は、一見すると他の家との違いは感じませんでしたが、言動からやや違和感もあったように記憶しています。
現在、当の本人は若い頃の勢いを失っているようで、先祖や親の資産で生活しているとのこと。
“ 福人を愛す ” 小人
恐らく多くの人は直感で判別しているはずです。
そのため、周囲から人は離れていき、誰からも重用されることはなく、都合よく使われるだけになってしまいます。
皆さんの周りではどうでしょう。
このような小人は多く見かけますか。
私が思うに、智者を愛す君子は一握りで、福人を愛す小人はそれよりもやや多め、どちらとも言えない人が圧倒的大多数なのでしょう。
そして、小人には色々なタイプや癖があるので、やはり一握りの君子とそれ以外の小人でこの世は構成されているということになります。
しかし
古典の知恵の一つ一つについて
よく咀嚼して身に付けていけば
私のような凡夫でも
少しずつ君子に近づくことができるはず
今日の言葉
“ 福人を愛する ” 小人が
なぜ周囲から毛嫌いされるのか
その理由を自分として明確にする
そしてまた
“ 福人を愛する ” という下心の無い
そんなものを持ち合わせない生き方について
自分の中で
納得できる姿を創り上げられるなら
間違いなく自分の生に活かすことができます
お天道様に
真正面から顔を向けて過ごす
そういう生き方をしていきましょう
そのためにも
先人の知恵が詰まった古典の教え
それを学び
そして大切にして
日々の生活に活かしていきましょう