子曰わく、黙して之を識し、學びて厭わず、人を誨えて倦まず。何か我に有らんや。〔述而第七〕
(先師が言われた。
「黙っていて心に深く知り、学んであくことがなく、人を教えて怠らない。そのほかに私に何があろうか」)
<出典:『仮名論語』伊與田覺著 致知出版社>
これらの他に私に何があるのか
今日の言葉は
自分が
できること
やりたいこと
やるべきこと
そして見出した使命
それらを認識できていることが大切
ということを教えてくれます
若い頃は皆、何にでもなれる可能性があります。
楽観的な人は、それを肯定し、何にでも挑戦して自分の花を咲かせようと意欲に燃えることも多いでしょう。
同時に、無責任さも併せ持っているようです。
悲観的な人は、早々に自分の可能性に蓋をして、これさえできれば良いと、自分の人生をこじんまりしたものにしようとします。
同時に、堅実さも併せ持っていると言えます。
いずれにせよ、ある時点において、自分がこれはできる、やり続けたい、これが自分の使命だと実感できることが大切です。
“ これができる ” というのは、今までに培ってきた力、技術など
ただし
自分として
本当にやりたいことですか
本当にやるべきことですか
これらの問いを肯定できますか
誰かに指示されてやることや
仕方なくやっていることは
本質ではありません
“ これをやりたい、続けたい ” というのは、今まで蓄積した力であると同時に、今後に対する意欲もあります。
ただ
そのことに意義はありますか
もとより
自分の人生の意義は何ですか
そしてそれと合致していますか
“ これが使命だ ”というのは、本心からそう考えている、感じていることによって、間違いなく〝使命〟でしょう。
何もいらない
ただそれだけをやり続け
後世へつなげていくこと
それこそが
自分の
やりたいことで
やるべきことで
意義あることであるのなら
まさしく使命なのでしょう
そしてそれは
決して利己的なものではなく
利他的なものであるはずです
利己的な行為
それを続けられること
そしてそれが世のためや
人のためになるということは
まずありません
自分の人生の意義を探り
使命を見出し
自分がやるべきことを認識する
そしてそれをやり続け
そのことを実感する
そのほかに自分に何があるのか
逆に言うと
ほかに何か必要なのか
一日一日進みながら
この境地へ