Loading

COLUMNSブログ「論語と算盤」

道理

2026年9月22日

窮きわむべからざるの理り無く、応ずべからざるの変無し。〔耋六八〕

(窮められない道理というものはなく、対応しきれない変化というものはない。その人の立志・誠意にかかってくる。)

<出典:『言志四録一日一言 佐藤一斎』渡邉五郎三郎監修 致知出版社>

 

 

 

 

道理について語る資格も、その能力もありません。

 

ただ、未熟なまま概念として感じるのみです。

 

 

 

小さいころ、蛇口を捻れば水が出てくることに驚きました。

 

もしも、水道の仕組みに関する基礎的な知識や技術を得られなければ、私たちはこの恩恵に浴することはできていないのです。

 

また、よほど日々厳密に管理しなければ、安全性も保てないでしょう。

 

 

電気やガスも同様。

 

さらには衣服を作る技術、食事に関する長年積み重ねられた知見、建設に関する材料や強度などの知識。

 

どれをとっても、今自分が古代に放り込まれたら、再現すること、作り上げることはできません。

 

 

 

大自然の働き

 その恵みを享受し

  その力に逆らわず

   調整しながら活かす

 

 

前に進むため

多くの人が

力を合わせ

成し遂げてきたこと

 

与えられた環境

それを受け入れて

活用する営み

 

これこそが〝 道理 〟と感じます。

 

 

 

 

時の経過に伴って、時代は変化していきます。

 

良くなることもありますが、反面、まるで陰と陽、表裏一体のごとく、悪い影響も生じます。

 

 

 

 

これは必然でしょうか。

 

 

 

 

そうではないと思います。

 

 

 

その原因は人の欲

 

人の欲が行き過ぎて

恵みである大自然の働きを調整せず

強引に支配しようとしたことが原因

 

 

人の欲が生む

自然破壊

大量の廃棄物

希少動物の乱獲

化学物質の垂れ流し

そして人工知能の暴走

 

 

 

 

 

大自然と上手に調和して、それを活かすことで、道理に基づいた世の中が拓けるでしょう。

 

しかし、そこに行き過ぎた欲、稚拙な欲が割り込んできてしまうと、人類を取り巻く環境は乱れます。

 

 

 

人は

自らの欲で

自らの首を絞めている

 

 

 

 

これを正すには

 人々の立志・誠意が必要

 

 

 

いま

私たち人類が

直面している

最重要の課題

 

世界中の人々

人類全員の協力が必要な課題