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COLUMNSブログ「論語と算盤」

君主のあるべき姿

2026年5月28日

わく、らくくんたみ父母ふぼと。民のこのところこれを好み、民のにくむ所之を惡む。これれ民の父母とう。詩に云わく、せつたる南山なんざん石巖巖いしがんがんたり。赫赫かくかくたるいん民具たみともなんじると。くにたもものもっつつしまざるからず。へきすればすなわてんりくとなる。

(詩経(南山有台篇)に、「ゆったりとして楽しげな君主は民の父母」とあるが、民の好むところを好み、民の悪むところを共に悪む。このように民と好悪を共にする君主を民の父母というのである。

 詩経(小雅節南山篇)に、「そそり立つ高いあの南山は、石がいかめしく積み重なって、天下の総ての人が仰ぎ見るように、周の大師である尹氏という人は、地位が優れて高く、民は目をみはって彼を仰ぎ見詰めている」とある。国をたもつ君主は慎まねばならない。私利我欲に片寄ってわがままになると、身はしいせられ、国は亡ぼされて、大きなはずかしめを受けることになる。)

<出典:『『大学』を素読する』伊與田覺著 致知出版社>

 

 

 

 

七福神は、いつも穏やかな表情で、笑顔も温かく、私たちに安堵感を与えてくれます。

 

見守ってくれている、そんな気にさせてくれます。

 

七福神のあり方は、今日の言葉にある〝民の父母〟と感じます。

 

 

もしも、悪いことを好んで行う民がいたら、天罰を下すはず。

 

民の好むところと

 民の悪むところの線引き

 

これはやはり

 持って生まれた

  純粋で無垢な

   良心に従うところでしょう

 

 

七福神のような君主ならば

国民(国人)

安心して生活できるでしょう

 

 

 

 

君主が私利我欲に溺れてしまうと、民からの反発を買い暴動が起こりかねません。

 

そうなると、やがてその国は滅びます。

 

そのきっかけを作った君主は、未来永劫、辱めを受けることになるのです。

 

 

 

 

世界の国々の君主の姿

 

あなたの目には

どのように映っていますか

 

 

 

 

大国の君主ほど

その狭量さや利己的な振る舞いが目立ちます

 

自分は歴史に残るべき君主だと

まるで餓鬼がきのような表情で主張する姿

人類という同じ種の目から見ても哀れです

 

 

 

彼らは決して〝 偉人 〟とはなりません

 

民の良心に反する “ 異人 ” なのですから

 

 

 

 

日本はまだましな方だと思います。

 

ただし、同じような道を後から進んでいる、そんな不安も感じます。

 

 

 

 

真の君子が

見当たりません

 

 

 

ウルグアイの大統領であったホセ・ムヒカ氏(19352025)は、その質素な生活ぶりから「世界一貧しい大統領」と呼ばれていました。

 

君子のような人物であったかどうかはわかりませんが、世界中から良い印象で注目されていたことは事実です。

 

 

君主、まつりごとのトップこそ、国民の鏡となる人物でなければ、その国は決してまとまりません。

 

 

 

 

人類は進化しているとは言えず

むしろ退化している

 

そんな気がしませんか

 

 

退化する種は

ご多分に漏れず

絶滅への途を辿ります

 

 

急ぎ

まずは自分

そして身近な領域から

 

道理というものを

改めて根付かせていく試みが必要です