Loading

COLUMNSブログ「論語と算盤」

心と体

2024年10月4日

心思を労せず、労せざるはれ養生なり。たいを労す、労するもまた養生なり。〔晩二七七〕

(精神を疲れさせない、この疲れさせないというのは養生である。身体を働かせる。この働かせるというのもまた養生である。)

<出典:『言志四録 佐藤一斎』渡邉五郎三郎監修 致知出版社>

 

 

 

 

朝起きて

神棚にご挨拶すると

心が安定して穏やかになります

 

 

 

 

神様

 そして先祖に対し

  今日も朝を迎えられた

   そのことにお礼と感謝をし

 

自分の役割や使命について

 お力添えやお導きを下さるよう

  祈るのです

 

 

 

この祈りが

自分の人生の全てとなります

 

 

自分はこの一生において

いったいどうしたいのか

 

それが明確にわかります

 

 

 

 

 

しかし、この世には精神を乱してくる事柄がたくさんあります。

 

 

 

他者を傷つける犯罪や争いごとへのいきどお

災害に苦しむ人々へのやるせない気持ち

 

 

 

 

一人ひとりの力は微かなもの、全知全能の神のような施しはできません。

 

自分ができる範囲の手助けをすることで、この気持ちを抑えることしかできません。

 

 

 

 

 

喜びや楽しみも同様です。

 

 

そのことに夢中になって

自分以外の何者かに

心を預けてしまうのは危険です

 

何に価値を感じたのか

 何に感動したのか

  何に気持ちを揺さぶられたのか

 

冷静に見定めることが必要です

 

 

 

心を抑制し

感動を分析するなんて

希望や成長のない人生だと

そう言われるかもしれません

 

 

 

しかし、あらゆることが初体験の若年層は別として、世の中を真剣に生き抜いてきたのなら、いつまでも自分の心をコントロールできず、反対に心に生き方を支配されていては、成長どころかそれは停滞、いや後退です。

 

 

 

心を師とすることなく

心の師とならねばならないのです

 

 

 

 

喜怒哀楽

 

いかに対処し

精神を養生していくか

 

 

 

 

 

 

身体については、適度な負荷が必要だそうです。

 

物質としての細胞に刺激を与えることで、より健康な身体になるようです。

 

負荷をかけるだけでなく、体操することやストレッチも有効なようです。

 

 

自分の年齢、体力、健康の度合いに合う身体の働かせ方が一番良いのでしょう。

 

 

 

 

 

 

自分自身を練り上げていく

 

そのためにも

心と体の養生

日々心がける