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COLUMNSブログ「論語と算盤」

覚悟

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2024年10月1日

奉公人の打留うちどめは浪人切腹にきまりたり〔名言集より 聞書第一〕

(行きつく所は、よくて浪人、一つ間ちがえば切腹をおおせつかるのが奉公人の運命と覚悟せよとの意味。ここまでの覚悟ができていれば、何事もおそれるところはない。)

<出典:『葉隠』原著 山本常朝/田代陣基 神子侃編著 徳間書店>

 

 

 

 

覚悟は何者より強い

 

 

 

 

覚悟ができたら、真っ直ぐ進むだけです。

 

 

ほとんど全ての障害はなぎ倒すことができるでしょう。

 

 

 

“ 運が悪けりゃ死ぬだけ ”

 

 

 

生きることは、このような姿勢であってこそ、密度高く充実するのではないでしょうか。

 

 

 

 

20世紀の終わり頃から、人の心に変化が無くなってきたように思います。

 

覚悟が消え去り、強い意見も見当たりません。

 

 

明治、大正、昭和

 激動の時代

  千人居れば千通り

   個性があり

    激しさがあり

     正義感があり

      強固な意志があったはず

 

 

 

 

人々の心の灯が消えそうな状態が続いています。

 

心の変化が無い世の中は、皆が素直で争いごとが減る反面、閉塞感に覆われます。

 

経済的格差が解消されず、地位の変化も少なく、世襲が目立つ昨今は、穏やかだったとされる江戸時代に似ているような気がします。

 

 

 

 

このままで良いのでしょうか。

 

異国に住む人々の心の変化はどうなのでしょう。

 

 

 

 

 

日本がこうなってきたのは、教育のあり方のせいでしょう。

 

良きにつけ悪しきにつけ、人の心を育むのは、幼少から思春期における教育のあり方如何いかんです。

 

 

時務学ばかりに注力し

反発しない

そこそこのおりこうさんを大量に作り

可もなく不可もない人生を歩ませる

 

不完全燃焼のままの

燃えかす

 

 

 

 

 

何がどうでも

生命の行き着く先は

遅かれ早かれ

 

 

 

 

 

人生に覚悟ができれば

 何事にも恐れることはありません

 

 

 

後先あとさき考えない

無謀な挑戦

 

この気概によってこそ

ますます広がる暗闇を

打破することができる

 

 

ぼんやりした受動の人生より

挑戦し奮闘する能動の人生を